今回は、外側縦アーチについて!
足部のアーチで注目されやすいのは、内側縦アーチですよね。
でも、足部のアーチは、外側縦アーチ、横アーチもそれぞれ機能する必要があります。
なので、外側縦アーチの詳しく知っておく必要がありますよ。
では、外側縦アーチについて解説していきましょー!
構成要素
外側縦アーチは、
足部の外側にあるアーチです。
構成する骨
外側縦アーチは、
踵骨 - 立方骨 - 第5中足骨
によって構成されています。
外側縦アーチでポイントとなるのが
立方骨が外側縦アーチのトップ。
外側縦アーチを見るときは、
まず、
立方骨がアーチのトップになっているか確認してみてください。
外側縦アーチが低下している場合は、触診にて立方骨が落ち込んでいることが確認できます。
骨の動きとして外側縦アーチには、
距骨下関節の動きが大きく関与します。
距骨下関節の動きによって、踵立方関節は、下記のように動きます。
距骨下関節:内返し → 踵立方関節:内返し、関節が固定される
距骨下関節:外返し → 踵立方関節:外返し、関節が緩む
さらに、
距骨下関節の内返しにより、踵立方関節の内返しが生じることで、
立方骨が降下し、外側縦アーチの低下がみられます。
leg heel angle
下腿に中央線 と 踵骨 がなす角度。
この2つの位置関係により距骨下関節が内返し・外返しかを評価する。
構成する靭帯
外側縦アーチを構成する靭帯は、
前距腓靭帯、踵腓靭帯、二分靭帯、背側踵立方靭帯、長・短足底靭帯
これらの靭帯の損傷によって外側縦アーチの低下がみられます。
構成する筋
- 短腓骨筋
- 長腓骨筋
- 小趾外転筋
- 短趾屈筋
内側縦アーチと同様に
外在筋 と 内在筋のどちらも重要になります。
外側縦アーチの低下による障害
では、外側縦アーチが低下するとどのような障害につながっていくのでしょうか。
まず、外側縦アーチの低下によって、
- 荷重下にて外側荷重
- 足部の外側への圧が上昇
- 歩行時の外側動揺
- 下腿の外旋ストレス増加 など
つまり、足部の外側への負担が大きくなります。
このような負担によって、以下のような障害につながります。
外側縦アーチの低下による障害
- 腓骨筋腱炎
- Jone’s骨折
- 鵞足炎 など
これらに加えて、
外側縦アーチが低下することで、外側への荷重が増え、母趾への荷重が困難になります。
その代償として、怪獣かでリスフラン関節が外返しが起きることがあります。
リスフラン関節の過剰な外返しにより、内側縦アーチ、横アーチが低下し、アーチが崩れることがあります。
つまり、
外側縦アーチの崩れによって、内側縦アーチ、横アーチも崩れてしまう
ということです。
こう考えると、外側縦アーチは、絶対に見逃せないですね!
外側縦アーチの低下に対するアプローチ
長・短腓骨筋
まずは、
長腓骨筋 と 短腓骨筋の解剖!
長・短腓骨筋の働きとして、
歩行のMSt時に、距骨下関節を外返し方向に動かします。
それにより、足部の柔軟性を高め、衝撃吸収に関与しています。
クロスサポートメカニズム
足関節底屈時に後脛骨筋 と 長腓骨筋が協調的に働くことで足部の安定するというメカニズム。
後脛骨筋による内転作用 と 腓骨筋による外転作用
が協調的に働き足部が安定します。
腓骨筋は、Tstで足部を安定させることにも関与しています。
外側縦アーチが低下するとどうなるか?
外側縦アーチが低下することで、
腓骨筋による距骨下関節の外返し機能が低下し、衝撃吸収ができなくなります。
また、
外側へかかる負担が大きくなり、腓骨筋がブレーキ作用として、過剰な遠心性収縮が常に加わります。
この負担が常に加わることにより、
腓骨筋腱炎などの障害につながります。
①足部外転運動
②足部底屈・外返し運動
③足部30°外転位でのカーフレイズ(母指球への荷重を意識)
カーフレイズ
足部の向きによって、活動する筋が異なります。
目的によって、足部の向きを変えるとより、効果的な運動となります。
【足関節】
— hiroki fujita (理学療法士) (@hiro24439725) November 21, 2019
臨床でよく使うカーフレイズ
足部30度内転位
→ 後脛骨筋、長趾屈筋の活動が高い
足部30度外転位
→ 長腓骨筋の活動が高い
足部の向きを変化させることで、
ヒラメ筋、腓腹筋だけでなく、
下腿のそのほかの筋を選択的に強化できる。
小趾外転筋
まずは、
小趾外転筋の解剖!
小趾外転筋
【起始】踵骨隆起、足底腱膜
【停止】第5趾の基節骨底(外側)
【作用】第5趾の外転・屈曲
外側縦アーチで重要な内在筋が小趾外転筋です。
外側縦アーチが低下すると、
小趾外転筋の柔軟性の低下や癒着が起きやすく、機能不全に陥りやすいです。
そのため、
小趾外転筋の柔軟性と機能の改善をしっかり行う必要があります。
高齢者で短趾屈筋、小趾外転筋の筋厚が有意な減少が認められた。
母趾外転筋、短母趾屈筋は、有意差が認められなかった。
(糟谷 明彦、加齢による足内在筋の筋厚の変化、第50回日本理学療法学術大会)
このような報告もあるため、
高齢者では、小趾外転筋の機能低下による外側縦アーチの低下が生じている可能性が高いです。
①第5趾の外転運動
②ショートフットエクササイズ
まとめ
今回は、外側縦アーチについて!
外側縦アーチのポイントは、
- 外側縦アーチは、立方骨がトップ。
- 外側縦アーチの低下によって足部の外側への負担が増加。
- 外側縦アーチの保持には、長・短腓骨筋、小趾外転筋の機能が重要。
外側縦アーチを見る際は、今回の内容を参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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