今回は、横アーチについて!
内側縦アーチ と 外側縦アーチについてまとめて、
最後に横アーチって感じですw
横アーチも足部で見ておかなければならない部分です。
では、横アーチについて解説していきましょー!
構成要素
足部の横アーチは、
①中足部後列 ②中足部前列 ③前足部
の3つの要素によって構成されています。
構成する骨
横アーチを構成する骨をまとめていきます。
中足部後列
舟状骨 ー 立方骨 (舟状骨がトップ)
中足部前列
内側・中間・外側楔状骨 ー 立方骨 (中間楔状骨がトップ)
前足部
第1~5中足骨頭 (第2中足骨頭がトップ)
この3つの横アーチが機能する必要があります。
構成する靭帯
横アーチを構成する靭帯をまとめていきます。
中足部横アーチ
背側楔状間靭帯、背側楔立方靭帯、底側楔状間靭帯、底側楔立方靭帯、
骨間楔状間靭帯、骨間楔立方靭帯、足底腱膜
前足部横アーチ
背側中根中足靭帯、底側中根中足靭帯、骨間中根中足靭帯、深層中足靭帯
足底腱膜
構成する筋
横アーチを構成する筋をまとめていきます。
前脛骨筋、後脛骨筋、長腓骨筋
母趾外転筋、母趾内転筋横頭、背側・底側骨間筋
このよう見ると、
横アーチに関与する筋は、内側縦アーチ、外側縦アーチに関与する筋でもあります。
そのため、
内側縦アーチ、外側縦アーチの影響を受けやすい。
横アーチが低下する原因
横アーチが低下する主な原因は、3つあります。
①ウインドラス機構の破綻
②外側縦アーチの低下
③靭帯・筋機能の低下
①ウインドラス機構の破綻
ウインドラス機構とは、
足趾を背屈させた際、足底腱膜や足趾屈筋腱の緊張が増加して、内側縦アーチの挙上を起こす作用です。
【足関節】
ウインドラス効果
中足趾関節の伸展によって、
足底腱膜の緊張が増加し、
足部のアーチが挙上する。これにより足部の剛性が高まる。
歩行時のTstに重要な機能!
— hiroki fujita (理学療法士) (@hiro24439725) November 27, 2019
このウインドラス機構が 破綻することで、
内側縦アーチの挙上することができなくなり、内側縦アーチの過剰に低下してしまいます。
内側縦アーチが低下することで、前足部の柔軟性も増加し、
横アーチの低下につながります。
②外側縦アーチの低下
外側縦アーチが低下することで、
足部の外側への荷重量が増加し、小趾への負担が増加します。
それにより、
第5中足骨が外転位となり、前足部横アーチに影響します。
さらに、外側縦アーチが低下することで、
母趾側への荷重が困難となり、リスフラン関節の外返しの代償が起こります。
この代償が横アーチの低下につながり、さらに内側縦アーチの低下も引き起こします。
③靭帯・筋機能の低下
上記であげた、靭帯・筋によって横アーチは支えられているため、
これらの機能が低下することで、横アーチも崩れます。
特に後脛骨筋 や 長腓骨筋は、
内側縦アーチ、外側縦アーチの保持にも大きく関与してきます。
そのため、
内側縦アーチ、外側縦アーチが崩れることで
後脛骨筋や長腓骨筋の機能低下が起こることで、横アーチの低下も見られます。
横アーチの低下による障害
では、
横アーチが低下するとどうなるのでしょうか?
まず、
横アーチの主な役割は、荷重時の衝撃吸収です。
そのため、横アーチが低下することで、荷重時の衝撃吸収ができなくなります。
衝撃が吸収されないことによって、様々な関節での負担が大きくなります。
その中でも、足趾、特に第1・5趾列の負担が大きくなります。
なので、
外反母趾 や 内反小趾などの足趾障害につながってきます。
まとめ
今回は、横アーチについてまとめました。
横アーチを見るときのポイントは、
- 横アーチを保持する筋は、内側縦アーチ、外側横アーチにも関与している。
- 内側縦アーチ、外側縦アーチの低下によって、横アーチも影響を受ける。
- 横アーチの低下は、外反母趾・内反小趾など足趾障害につながる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
横アーチに関与する、内側縦アーチ・外側縦アーチについては下記の記事をどうぞ。
内側縦アーチについての記事はこちら。
外側縦アーチについての記事はこちら。
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